インターネットでストリートスナップって言うと、なんだかファッション雑誌に出ているような、おしゃれさんのお洋服撮った写真のことを言うのね。
私、薄々それ気づいてたけど、ストリートスナップっていうと私にとっては、町行く方々をバシバシ撮影する写真のこというのよ。
「えー、そんなふうに勝手に人の写真撮らないでー」っていうかたもいるかもしれない。
でも、そんなのんきなこと今の時代言ってられません。あなたがカメラに気づいてないだけで、あなたの生活は常にカメラ監視されてて、盗撮なのか警備システムなのかわからないカメラが、あなたの部屋、便所、職場、お風呂、全てのぞいてますよ。
そんな世の中で私は、その無差別の監視カメラのかわりに、わざわざ目立つデジカメもってにこやかに微笑みかけて撮ってんだから、
写真の本質、本当に一般的な写真はスナップなのですよ。それもストリートスナップ。バシバシ撮るのです。沢山とらないと町のいろんな姿が見えてこない。だからいっぱい撮る、とにかくいっぱいとって後から選ぶ。デジカメ時代に生きてて良かった!!
ウィノグランド先生、カルティエ・ブレッソン先生、桑原甲子雄先生、デジカメ時代は素晴らしいですよ。もし天国にデジカメがあったら、是非デジカメでバシバシ撮った天国のストリートスナップで個展やってくださいよ。
忘れてた、今日の本題。
荒木経惟氏は三ノ輪、木村伊兵衛氏は東日暮里、桑原甲子雄氏・濱谷浩氏は浅草の近所でうまれ育ち、皆さん浅草、上野を舞台にストリートスナップをバシバシ撮ってる。そうです、上野・浅草はストリートスナップのメッカなのです。
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