このCDに出会うまで、私はボー・ディドリー(Bo Diddley)のことを誤解していた。
ジャングルビートだけがボーディドリーだとばかり思っていた。ボー様申し訳ございません。
ギラギラしたブルースロックを聴きたいなら、この一枚がお勧めです!!
CDプレーヤーにCDを入れ、プレイボタンを押すと飛び出すこの「ヤバヤバヤバヤバ、ヤバヤバドゥ!!」を聴いたとたんに、「ヤベエやこりゃ」と思っちゃいました。
『Big Bad Bo』というタイトルのこのレコード、ロックンロールの大御所ボー・ディドリーの74年の作品。その名の通りビッグで、ラウドでバッドなボー様のロック魂が御堪能いただけます。
パンヘッドのチョッパーにまたがったBo Diddleyのジャケットデザインは、いかにも70年代してますが、サウンドも70年代してます。ファンキーで熱いホーンセクション、重いビート、力強い歌声があなたをダンスフロアーへと誘います。もう、誘うというよりも、拉致、誘拐と言った方が適切かもしれません。
このレコード、ちょっと味付けが濃くてクドいので普段からおいそれとは聴けませんが、寂しいときにお勧めです。きっとお腹いっぱい胸いっぱいになります。是非、お試しください。
ところで、ボー様と言えば長方形のボディーのグレッチがトレードマークですが、最近またこのモデルが注目されているようですね。斉藤和義さんがグリコとコラボして作ったポッキーギターがちょうどボー様のモデルが元となっているようで。最近秋葉原のミュージックボックスでも見かけました。
このモデルの他にもボー様はギターにこだわりがあるみたいで、ボー様がデザインしたジュピター・サンダーバード、ファイアーバードなどグレッチでもソリッド寄りのモデルを愛用されているようです。
今度、ジャケットに写っているグレッチを拝みながら彼の音楽を堪能したいと思います。
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ご (月曜日, 17 1月 2011 22:50)
溢れる思いを語れる場があるのは素敵ですね。
いろいろな世界をのぞけて、ちょっとした旅行の気分になれました。
あ、「泉ちゃんシリーズ」見終わりました。山田洋二の見事な様式美でした。
yoshisaburo (水曜日, 19 1月 2011 23:26)
コメントいただきありがとう。
とても励みになります。