Women are beautiful!! 歳をとるごとに守備範囲が広がる喜び

毎日毎日しょうもないことばかり書いている気もしますが、今日のお題は今までのブログの中でもかなりしょうもないものかもしれません。

 

Women Are Beautifulという写真集があって、私の大好きな写真家Garry Winograndの写真集なんだけれども、今は絶版になってしまい、手に入れようと思ってもとても高価で手が出ない一冊なのです。だから私も持っていないのだけれども、いつかお金持ちになったら買いたい写真集の一冊です。どこかの出版社が再版してくれれば良いのだけれど、オリジナルの写真集もそんなに売れた写真集でもなかったらしいので、再版はあまり期待で来ません。

 

Winograndの写真の多くは言葉で説明するのが難しい程複雑なのですが、『Women Are Beautiful』は単純明快です。

Winograndなりに、道往く女性の写真を沢山撮ってきた中から見えてくる女性のいろんな側面、をありのままに纏めています。それは私の目から見ると、女性の美しい側面ばかりでなく、本当の意味でバリエーションに富んでいるのですが、Winograndはそれらの女性の側面を解釈して整理するのではなく、バラバラのまま写真集に纏めています。

 

今日は、その写真集の話ではなく、私の手元にある写真をみて感じたことについてです。

 

昨日、ブログに掲載する写真を探す為に、iPhotoを見てたとき、友人の結婚式の写真を見た話はしましたが、その写真を見ていて、結婚式に参加している女の子達がみんな可愛いな、とつくづく思いました。新婦はもちろんのこと、みんんなおめかしして来てるし可愛く写ってるのは当たり前なのかもしれませんが、それだけでもない気がします。

 

こういうと、それらの女性に失礼かもしれないけれど、自分が前よりもおおらかな気持ちで女性を見れるようになって来ているのではないでしょうか。つまり、守備範囲が広がったということかもしれません。

二十歳の頃は、20代の女性にしか興味がなかったのですが、自分が30を過ぎてみると、30代の女性の魅力もわかるようになって来たと思います。

 

それと、人妻とかは女性のうちにカウントしていなかった頃も有りましたが、自分が結婚してみると、人妻だろうが子持ちだろうが、可愛い女の子は可愛いということを素直に受け止められるようになりました。このままいくと、将来はどれぐらい守備範囲が広がるのか心配では有ります。心配では有りますが、今まで気がつかなかった女性の魅力的な側面を、見ることができるようになって来たことは喜ばしいことです。

 

とは言っても、前程には18、19の女の子に魅力を感じなくなって来たから、人間はよくできてるんだと思います。そういう、人間はよくできていることに感心しながらWinograndは写真を撮っていたのかもしれません。それで、Winograndの結論は『Women Are Beautiful』なのでしょうが、これは『人間はよくできている』ということと同義なのかもしれません。

 

歳をとることも、悪いことばかりではないのですね。

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コメント: 1
  • #1

    ED (火曜日, 05 5月 2015 00:36)

    「何意識してるんだよ」