Hard Again! ジョニー・ウィンターを迎え再びビンビンになったマディー・ウォータース

どうでも良い話で恐縮ではあるが、最近秋葉原でマディーウォータースそっくりのおばさんを見た。マディーウォータースってかなり濃い顔しているけど、マッチョでなかなかステキなおじさんだ。その一方でパッと見おばちゃんみたいな、愛嬌のある顔をしている。

 

今日、レコード屋に行って突然マディーウォータース(Muddy Waters)の音楽を聴きたくなったのは、秋葉原で見かけたマディーウォータースのせいかもしれない。サブリミナル効果とはこういう風なものなのかと、タワーレコードで支払いを終えたときに思った。

 

ということで、今日はブルースの話です。

マディーウォタース(Muddy Waters、本名ナントカ・モーガンフィールド)はとってもセクシーなミュージシャンだ。彼の代表曲Mannish Boyを挙げるまでもなく、大きな身体をブルブル言わせながらマッチョなブルースを歌う姿は、初めて見ると、見ているこっちが恥ずかしくなるくらいセクシーだ。

 

彼は、ブルースの天才で、若い頃に人気・実力とも絶頂期を迎えた。ロバジョンの再来だったかなんだったかは忘れたが、ロバジョンを探しに南部に行ったアラン・ロマックスが、ロバジョンは既に死んでいて見つからなかったけど、かわりにマディーウォータースを見つけて来たというくらいだから、若い頃からさぞ凄かったんだろう。そんなこともあって、彼はミュージックシーンに躍り出た後すぐに絶頂をむかえてしまう。

 

その後も、地元で地道に活動していたみたいだけれど、世の中がロックとかサイケデリックとかで浮かれていた時代、マディーウォータースは世界から忘れられてしまう。

 

そんなブルースの冬の時代70年代初頭(正確には60年代の末頃)に彗星のごとく現れた、炎のブルースマン、ジョニー・ウィンターはその荒々しい歌とギターで、ロックがもてはやされた時代にブルースの嵐を吹き込んだ。そんなジョニー・ウィンターすっかりミュージックシーンの大物になってプロデュースしたのが、マディーウォータースの復帰作「Hard Again」だ。

 

このタイトルがたまらんね。もう何年も日の目を浴びずに、EDになって暮らしていたマディーウォータースが、ジョニー・ウィンターというバイアグラを手に入れて、再びギンギンにビンビンになったので「Hard Again」! もう駄目かと思われていた中からの「復活!!」

なのかどうなのかは知らないけれど、良いタイトルです。大御所の復帰作のタイトルを下ネタにするジョニーウィンターのセンスもよくわからんけれど、アルバムの内容は素晴らしい。力強く歌いまくるマディーウォータースが、アルバム全体をぐいぐい引っぱりまくる。

 

ブルースって言う音楽も、ワンパターンで好き嫌いが別れますが、ロックとかが好きな方でも、十分楽しめるアルバムに仕上がっております。

このブログを読んで頂いている方の中には、上品な家庭に育った方もいらっしゃるでしょうし、ブルースという音楽とは無縁の生活を送られている方もいらっしゃるでしょう。そんなあなたが、ふとブルースという音楽に触れてみたいと思った時、とりあえずこの『Hard Again』か『I'm Ready』あたりを聴いてみてはいかがでしょう。ちょっと味付けが濃いめの味噌煮込みみたいな音楽を堪能できます。

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コメント: 3
  • #1

    and_tkt (月曜日, 07 2月 2011 00:59)

    僕の仲良くしてもらってるある先輩のおじいちゃんもマディにくりそつらしいです。
    案外マディは日本人ぽい顔なのかも知れませんね。
    ところでそのおじいちゃんは、孫の前でも平気で妻や嫁などのおっぱいを揉むそうです。
    やっぱりマディの顔は絶倫顔なのでしょうね。

  • #2

    yoshisaburo (火曜日, 08 2月 2011 21:30)

    コメントありがとう。
    マディーウォータースのブルドッグみたいな顔と、日本のブルドッグみたいなおばちゃんの共通項は色々とあるだろうから、そのうち日本のおばちゃんの中からも、マディーみたいなブルースマンが産まれるかもね。

    マディーとは直接関係ありませんが、ギターマダムっていうおばちゃんも結構渋いブルースを聴かせますので、機会があったら聞いてみてくださいね。

  • #3

    チンコをでかくする方法 (火曜日, 05 5月 2015 01:13)

    「分かったら、大人しく抱かれなさい。絶対に気持ちよくしてあげるから」