フェンダーのツィードアンプの魅力。Fender Deluxe 5E3

今日は仕事を休んでしまった。

連日の余震のせいか、昨晩は全然寝れなかったし、いろいろ心配してしまったせいなのだろうか、朝から気分が沈んで何にもできないような状態だった。ワイシャツに袖を通すことくらいはできたが、そのごは立ち上がるのも億劫だった。仕方が無いので睡眠薬を一錠飲んで横になった。

 

もう仕事は休むまいと心に決めていたのだが、休んでしまったので、そのことについてはなんだか後ろめたい気持ちがするが、職場に行っていたらそれはそれで人に迷惑をかけたろうから、休んで正解だったかもしれない。それはわからない。

 

昨日、Jackson Browneについて書いたら、意外に好評だったので、今日は何について書くべきか、ちょっと迷っている。

迷いながらも書き始めてしまったので、先を続けるしか無いけれども、今日はフェンダーの50年代のアンプについて書こうかと思っている。

 

最近(とは言っても5年程前だが)フェンダーから50年代の5E3がリイシューされ発売されている。5E3は私も一台持っていて、母校のジャズ研に貸しているのだけれど、なかなか良い音のする使いやすいアンプだ。フェンダーのアンプはブラックパネルを使ったことが無いのではっきりしたことはいえないが、音がブライトで、くっきりしていて使いやすい、歪みもジャランとした歪みで、音がグズグズにならないところが好きだ。

 

ハイゲインアンプも、それはそれで魅力が有るのかもしれないが、私は専らフェンダーのアンプに興味が有る。かつてピーヴィーのクラシック20を持っていて、なかなか好きなアンプだったが、歪みがダイオードクリップで歪ませると音がグズグズになってしまうのが好きでなかった。その点、フェンダーデラックスは歪みが控えめで使いやすい。

 

50年代の名作としてはデラックス以外にもベースマンとか、バンドマスターとかが有るのだけれど、あの辺は大きすぎて自分の部屋においておくのが大変なのでやっぱりデラックスである。

 

フェンダーデラックスに、テレキャスターでも、グレッチでも何でも良いが、エレキギターをつなげて、弾き語りをやったらどんな音楽ができるだろう。昨日紹介したジャクソン・ブラウンはアコースティックギターで弾き語りをやっていたが、あまり歪んでないエレキギターで弾き語りのレコードを是非作って欲しい。

 

ギター弾き語りはやはり小さめのコンボアンプが似合う。チャンプも良いアンプだが、やっぱり練習用アンプである。デラックスあたりから家以外でも使えるアンプだと思う。家ではちょっとうるさいけれど。ニールヤングも50年代のデラックスを使っていた。彼の機材は金がかかっていてどうも好きになれないのだが、アンプには好感が持てた。