昨日、自作アンプについて、書いたけれど、あんまり読んでもらえなかったのですが、書いた自分はアンプ熱が再燃しました。今日も、世間じゃ節電節電と言われておりますが、仕事から帰ってきて、自作のアンプを引っぱりだしてきて、鳴らしてみました。
すると、驚くことに、あんなにうるさかったハムノイズが消えてました。おー、ハムノイズとの戦いに終止符が打たれた、と嬉しくなりましたが、よくよく耳をすますと、まだ小さい音でジーっと聞こえます。まあ、このくらい良いか。と割り切って、これからこのアンプを使っていこうかと思いました。母校のジャズ研に貸し出しているやつを引き揚げて、こっちを貸し出すかなんて考えたりしています。
それで、今日もギターの話題。ディアルモンドとケニー・バレル。
餅は餅屋、と言いますが、ギターのピックアップもやっぱりピックアップメーカーのものは一癖あって良いもんです。私はあんまり出力の強くないシングルコイルが好きなのですが、その中でも、特に好きなピックアップが、DeArmondのピックアップです。
DeArmondの2Kっていうシングルコイルのピックアップは、グレッチのエレマチとかディアルモンドブランドで出ていた安物のギターについていたピックアップです。このシングルコイルがまた良い音鳴るのです。ダイナソニックもなかなか良いピックアップなのですが、ちょっと出力が強くて、高いです。どちらもわりと優等生な音の出るピックアップなのですが、2Kの方は安いし、パキパキコリコリした音が鳴ります。ダイナソニックはわりとブライトな響きですが、2Kはそこまでブライトではなく、太めの音で、コードを鳴らしたりしてもよく鳴ります。2Kはおそらく国内で単品売りはしていないかと思いますが、ebayで30ドルぐらいで買えちゃいます。ダイナソニックが200ドルぐらいすること考えると、とっても安いです。
私も、とある楽器屋で一個3000円で売られてたのを2個買って大事に持っていました。日本製のグレッチのフロントピックアップを、フィルタートロンから2Kに交換して使ってます。ジャラン、と鳴って、かつ低音が程よく太くて、癖のあるピックアップですが、気に入ってます。
ディアルモンドと言えば、ハーモニー製のストラトトーンっていう安物のギターを一台持っているのですが、それについているピックアップも、やっぱりディアルモンド製と思わしき安もんのピックアップです。今日初めてアンプにつないで弾いてみましたが、コシがあって良い音がしました。やっぱり、ディアルモンドは安物に限る!!
ディアルモンドと言えば、ジェシ・ヴァン・ルーラーとかも使っていることで有名ですが、私にとっては断然ケニー・バレルです。
ディアンジェリコのニューヨーカーにディアルモンドのリズムチーフを取り付けて、弾いてる映像を見たことがありますが、これがまたカッコいい!!ジャズギタリストのギターの音で一番好きなのがケニーバレルなのですが、アンプをドライブさせて、歪みはじめぎりぎりぐらいにして、ピッキングで歪ませたりクリーンにしたり自在に操っていて素晴らしいです。
ケニー・バレルはよっぽどギターオタクなのでしょう。
ピックアップの善し悪しは値段と反比例しているのかもしれません。
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