アンプヘッド完成。マスターボリューム付き5E3

風邪をひいてしまって、息が苦しい。

外から帰ってきたら、うがい手洗いを忘れないようにしなくちゃ。

そして早く寝て、ゆっくり休もう。

 

なので、今日はさらりと書いて、すぐ寝ます。

 

先日から自作のギターアンプについて何度か書きましたが。本日、アンプのヘッドがほぼ完成致しました。気になっていたハムノイズも、とりあえず、気にならないレベルまで抑えることができました。

 

ハムノイズの原因は何だったのか、結局よくわかりませんでしたが、出力トランスの位相を反対にしたらよくなりました。

これでいいのかどうか,しばらく使ってみて考えます。

 

キャビネットはとりあえず、自作のがあるのでそれを使いますが、いいキャビネットがあったら、キャビネットだけ買ってもいいかもしれません。そんなに高くないだろうし。でも、しばらくは、自作のやつで大丈夫です。

 

今回作ったのはフェンダー・デラックスの一番ポピュラーな回路5E3のコピーなのですが、単純な回路で、無駄がなく、且つ音が私の好みです。ちょっと真空管がやけに熱くなるのが心配ですが、ヒーターは6.8Vだったので、まあ許容範囲です。

 

オリジナルのフェンダーデラックスの音が好きなので、一台持ってますが、前にも書いた通り母校のジャズ研に貸し出してます。そこで、自宅用のアンプが欲しくなって、今回もう一台作りました。今回はオリジナルのアンプの不満な点をある程度解消するべく、作り直しました。

 

最近ギターアンプに凝っていて、先週末もアンプを物色しにお茶の水まで行ったのですが、なかなか私の条件に当てはまるアンプはありませんでした。私の欲しいアンプは以下のようなアンプです。

 

1.音はフェンダーのアンプのジャランとしたサウンド

2.できればツイード時代のちょっと太めのサウンド

3.耐久性がある方がいいので、できればプリント基板でないもの

4.スタジオでも家でも使える音量調節可能なもの。

5.シンプルなコントロール(できれば1ボリューム、1トーン)

6.懐に優しい価格のもの

 

以上のような条件で探しましたが、一つもありませんでした(当たり前か)。かろうじてジェットシティーっていう廉価版のソルダーノは良さそうでしたが、他は高くて買えなそうでした。そこで、これはもう自作しか無いということになり、作りかけだった5E3を完成させることにしました。

 

5E3の音は好きなのですが、一つだけ不便を感じていることがありました。それは、フェンダーのアンプすべてに当てはまることなのですが、音量調節がしづらいことです。フェンダーの60年代までのアンプには、マスターボリュームが無いので、ワンボリュームで、音量調節及び歪みの調節を行うようにできてますが、どちらかというと歪み調節用で、ボリューム2くらいから既に爆音です。

 

それなので、邪道とは知りつつ、5E3にマスターボリュームをつけてみました。その為に、インプットを一つ減らしたら、ノイズも減りました。まさに一石二鳥!!

 

トーン回路が未だ安定しませんが、今のところまあまあの音でなってくれてます。ホントは12インチスピーカーでならしてみたいのですが、今日のところは、ここまでにしました。製作に使ったお金は、おそらく立派なアンプ一台ぶんくらいでしょう。

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