世の中にあんまり面白いバイク雑誌がないこと。

きのうは、仕事が終わるのが遅くて、すっかり疲れてしまって、ブログを書きながらうとうとしてしまった。そのため、後で読み返してみるとひどい内容であった。ごめんなさい。ブログって無責任になるととことん無責任になれてしまい、文章のクオリティーを保てなくなってしまう。昨日そのことが如実になってしまった。

 

その反省もあり、今日はつかれたので、仕事を早めに切り上げて帰ってきた。それで、早めに切り上げて秋葉原で雑誌を立ち読みしにいった。バイクが欲しいので、何かバイクの購入の参考になる書物はないかと思っていったのだが,本屋に行ってがっかり。

 

バイクについて書かれた書物が驚く程少ない。

私は、バイクについての情報を仕入れる為と、読んでいてバイクに乗りたくなるような本がないかと思って本屋に行った。しかしながら、本屋の雑誌の棚にあるバイク雑誌はそのほとんどがバイクの新車のカタログである。

 

広告収入で成り立っているだろうバイク雑誌にバイクの宣伝が乗ることは仕方がないと思うが、記事もほとんどが宣伝と、カタログである。これにはがっかりさせられている。カタログも確かに必要だけれども、それが、メーカーの公表しているデータの羅列ではあまり面白くない。田中長徳のカメラ批評のように、そのバイクを所有することでどんな効用があるかにもっと力を入れても良いおもう。

 

それと、せっかくだから読んでいてバイクが欲しくなるような記事だけでなく、読んでいてバイクに乗りたくなるような記事が読みたい。バイクの書物にそういうものが少ない気がする。あの、機械をコントロールしている感覚と、それに乗ってどこへでも行けるという感覚、それを魅力的に描いたバイク雑誌の記事を今まであまり読んだことがない。そういう記事を読んでみたい。車雑誌だったらEngineなんか結構面白い記事が掲載されていると思う。最近あまりギター雑誌は読んでいないが、ギター雑誌もカタログ化していて、ギターを弾く喜びについて書いている記事が少ない。だから、ギターを所有する喜びなかりがフォーカスされ、私たちは愚かにもまたギターを買ってしまう。

 

そのおかげでバイク業界とかギター業界は潤っているのかもしれないけれど、それだけではなんだか物足りない。バイクを所有する喜びだけでなく、乗る楽しみを紹介していくことと一緒に書くことで、結果としてバイク業界はまた息を吹き返すと思うのだけれど、なかなかそう上手くは行かないのですかね?

 

どうでも良いことだけれど、今日の昼休み弁当を買いにいっているとき、ふと小さかった頃のことを思い出した。私はバイクのチョロ急みたいのを持っていたのだけれど、それは私がいくつの時だったかのクリスマスプレゼントで、何日か前に私が「青いバイク欲しいよー」ってぐずったので買ってくれたらしい。その時のことは覚えていないが、姉にその話をされたことは覚えている。思えば、その頃も今も殆ど変わっていないのだな。そんなことを思い出し、青いバイクのことを思い出した。