戦前のブルース、ラグタイムを聴きながら

何日かバイクの話ばかり続いてしまって、申し訳ありませんでした。

バイクに興味ない方々には退屈なブログになってしまいました。また、バイク好きの方にも、何を今更、といった感じのないようになってしまって、退屈させたかもしれません。

 

今日は、心を入れ替えて、音楽の話です。それも、戦前の音質の悪いSP盤の時代の音楽。

SPレコードって結構重くて割れやすそうな品物なんですよね。わたしも前の会社の上司に何枚かもらって持っておりますが、今はまともに聴けるSP盤も殆ど無くなってしまって、戦前の音楽とかあんまり聴けなくなってきているようです。

 

日本にPヴァインっていうレコードレーベルが有って、そこが古い音源を沢山CDに復刻してるので、戦前のブルースについては、ある程度流通しているのですが、それでも、そのPヴァインのCD自体も廃盤になってたりで、なかなかお目にかかれません。

 

アメリカやヨーロッパには、ベアファミリーとか、ランダーとかそういう古い音楽、ルーツミュージックを復刻するレーベルが結構沢山有って、なかなか興味深い音楽をCD化しているのですが、なかなかそれらのCDも流通していないので手に入らないのが現状です。

 

それでも、日本は豊かな国なので、おそらく東京は世界で最も多彩な音楽ソフトを手に入れることのできる都市のひとつだと思います。ディスクユニオンとかタワーレコードとか、あるし。まあ、豊かな国っていっても今度の震災以来あんまり豊かでもなくなってくるかもしれませんがね。

 

話はとびますが、なんでも今度の震災の影響で茨城の暴走族が暴走やめちゃって世のため人の為になるとか言ってるそうじゃないですか。私は大人の一人として、とっても情けなくなりました。16歳とか最も反抗したい年頃の少年たちが、自由に反抗・暴走できない世の中にしてしまったと思うと、彼らに申し訳ない。私らが子供の頃は充分に反抗・暴走できるくらい豊かだった世の中だったのに、今の少年たちにはそれをさせることもできないなんて。

 

もちろん、私も暴走族は迷惑な連中だと思いますし、暴走して欲しいとまでは言いませんが、日本っていう国は、暴走族が暴走できるくらい豊かでのびのびした国だったのです。それを、今回の震災で少年たちが「暴走どころではない」とか「更生しよう」とか思っちゃうくらいヤバい世の中になったのかと思うと、大人の私らがちゃんとしてないってことでしょう。世の中を良くしたり、つまんないルール作ったりするのは私たち大人に任せておいて、少年たちは思いっきり反抗・暴走・喧嘩なんでもしてもらって良いよっていう状態にして、そういう少年たちを警察が一生懸命追っかけるという世の中の無駄が、日本の豊かさだったのに。

 

このままだったら日本は徴兵制をまた設けようって言う話になってもおかしくないよ。

 

それで、Pヴァインのラグタイムのコンピレーション盤を聴いているのですが、ギターのラグタイムはスコットジョプリンみたいにコロコロしてなくて、ちょっと洗練されてなくて良いですね。ラグタイムのギタリストはみんなギターがうまいね。戦前の黒人もこき使われてたって言う割にはギター上手いね。よくそんなにギター練習する暇有ったね。

 

まあ、こういうレコード残しているくらいだから奴隷とかじゃなかったんだろうけど、人種差別が激しかった南部の黒人の中にも、ギター上手いやつ沢山いるね。まあ、あんまり他に娯楽がないから、ギターにのめり込めたんだろうけどね。でももしかしたら、こういうレコード残してるミュージシャンはそこそこ経済的にも豊かだったのかもしれないけどね。まあ、その割にはひどいギター使ってるけど。金持ちなのか貧乏なのかさっぱりわからないよ。

 

目が見えなかったり、そういうハンデキャップ抱えたミュージシャンが多いとこ見ると、その頃はそういうハンデキャップ抱えてると、ノラ作業とかできないから、生きてく為には音楽できなきゃいけなくて死にもの狂いで練習したのかもしれないね。

 

その割には、ラグタイムはそういう切羽詰まったところが感じられなくていいね。これが、日本の芸能人だったら、こういう粋な芸は貧乏人の中からは出てこないかもね。なんだか、きっともっと豊かな連中が作った音楽なんだろうね。

 

ブルースは、まあ、いろんな差別とか貧困とかが有ったからこそできた音楽なんだろうけど、だからってしみったれた音楽ばっかりじゃないところが良い。今後は人種差別とかどうなるのか解らないけど、まあとりあえず同じくらい素晴らしいものは今後出てこないかもね。ミュージシャンがギターやブルース以外もいじれるようになっちゃったから。

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コメント: 1
  • #1

    精力剤 (火曜日, 05 5月 2015 16:53)

    「寒いのかい? あたためる方法はひとつしかない。ぼくがきみの体を包んであげよう」