たどり着いたら、そこは春日部。

今日は、天気がよかった。

天気がよかったので、バイクにまたがってひとっ走りしてきた。バイク日和だった。おかげで気持ちよくバイクに乗れた。

 

うちの近くを国道4号線が通っているので、その4号線を北に向かって走ると、景色がどんどん変って面白い。昭和通りと名付けられた道を北に走ると、その道は日光街道という名にかわり、街を横切る大通りから、北へ向かう街道となる。

バイクに股がり、風を受けながら疾走する時、操縦する自分が、バイクと一体になったような気分になる。時速80キロで吹きつける風を正面から受けながら、ステップに載せた足を踏ん張りながら、弾丸のように北へ向かう。これをやりたくてバイクの免許を取ったのだ。

 

とは言っても、時速60キロを超えるとバイクもかなり本気を出すらしく、80キロを超えると、本来この乗り物はこんなスピードで走るものじゃないのではないかと思ってしまう。そう思いながらも、アクセルを徐々に開けていき、スピードの中に生身の身体をさらけ出す。鳥が空を飛ぶってきっとこんな感じなんだろうな。身体は時速80キロで移動するようにはできていないから、あんまり無理しては行けない。一瞬きを緩めるだけでも事故につながりかねない。

 

そう思いながら、疲れてきたので、日光街道を降りて、横道に入った。左右に畑が広がり、都心の風景と異なる清々しさを感じ、日差しを受けながら走る。こんな風にバイクに乗る気分を今まで体験したことがなかった。バイクというものはあんまり実用的なものじゃなく、移動手段としては不便な品物である。雨も防げなければ、日差しも遮るものもない。

 

けれども、それがこの鉄のかたまりの魅力なのだ。私の走る横を大型のバイクが追い越していく。人間はスピードに魅了されるようにできているのだろう。そうでなければバイクなんて乗らないだろう。私の乗っているアメリカンのバイクは体感スピードが速い。からだにもろに風を受けるから、加速のたびに風の壁を身体で受け止める。そのおかげで実際はそれほどスピードを出していなくても、はやく感じる。

 

今日は春日部まで行ってきました。

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コメント: 1
  • #1

    ED治療 (火曜日, 12 5月 2015 05:29)

    「そう。お前は、ココで俺と繋がるんだよ」