このブログでも何度か音楽について書いて参りましたが、なかなか音楽ってわからないもんですね。好きなミュージシャンっていうもの沢山いるのですが、じゃあ今その好きなミュージシャンのCDを聴きたいかっていうと、そういうわけでもないのです。それじゃあ、好きじゃないんじゃないのか、っていわれると困ってしまうのですが、今聴きたい音楽ってその時々で変るもんです。しかも困ったことに、今一体どんな音楽が聴きたいのかは、試しにその音楽を聴いてみないとわかんなかったりするのです。
これはなかなか説明するのが難しいのですが、私は暇さえ有れば音楽を聴きたいと思うのですけれど、その時々によって聴きたい音楽のイメージって違うのですよ。それで、とりあえず手持ちのCDの中から選ぶんですけれど、CDラックの前にたった瞬間に、「一体どんな音楽を聴きたかったのか」っていうことが頭から抜けていって、目の前が真っ白になります。
聴きたい音楽っていうのも曖昧なんですが、
例えば、そのときギターについて夢中だったら、その夢中なギターのサウンドが聴けるレコードが聴きたくなったり、ゴリゴリのジャズサックスを聴きたい時が有ったり、その時々で違うのです。それは、2〜3週間っていうスパンでも変ってくるし、一時間のうちでもコロコロ変わります。
それで、結局いつも陥るのは、「うちには聴きたい音楽が無い」っていうことなんです。毎回毎回そう思うわけではないけれど、結構頻繁にそういう状態に陥る。うちには、既に1000枚以上のCDが有って、今まで聴きたかった音楽は殆ど購入しているんだけれど、本当に今聴きたい音楽は手元になかったりする。というよりも、聴きたい音楽はだいたい今まで聴いていて、もう既に飽きてしまっている場合もあるので、手元に殆ど聴きたい音楽は無い。
それを打開する為に私は自分でギターとか弾くんだけれども、私のギターの腕もなかなか上がらないので、できることは限られてくる。そこで、まあ、いつも未知の音源が無いか探しているんだけれど、なかなか見つからない。
タワーレコードのロックコーナーはなんど見返してみても、これから聴きたいと思う音楽が見当たらない。ジャズコーナー、カントリーコーナーはそもそも取り扱いが少ないので、聴きたいものは殆ど既に購入済みである。
それにもっと困ったことが有る。タワーレコードとかディスクユニオンとか大きなCD屋に行ってCDラックの前にたつと、自分が一体どんな音楽を聴きたいのかがすっかりわからなくなってしまう。目の前が真っ白、ここはどこ?私は誰?
昨日はタワーレコードを見に行ったのだけれど、偶々シックのアルバムが展示されていたので、試聴してみた。一緒にグレイトフルデッドとバッドカンパニーのCDも試聴したけれど、イマイチピンとこなかったのでおとなしくシックを買ってかえった。シックのアルバム、なかなか大人の音楽で素敵ですよ。
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精力剤 (火曜日, 12 5月 2015 14:54)
「寒いからさ、手???繋ごっか?」