新しい仕事、外資系の会社なんですが、出来が悪いと即刻クビになるみたいで、怖いです。まあ、どっちにしろできることしかできないのだから、精一杯成果を出せるように頑張るのみです。
まだ会社の雰囲気にも慣れていなくて、どういうときに誰に聞けば良いのかもよくわかりません。今日は社長とオリエンテーションがあったのですが、その中で、「聞く前に考えるように」との旨アドバイスがありました。今までの会社生活で、ついつい何でも聞いてばかりいたことを悔い改めるようにしないといけませんね。
まあ、仕事のことをここで話しても始まらんので、今日は飛行機の模型についてです。
通勤途中に松屋銀座のショーウィンドーがあるのですが、そこのルイ・ヴィトンのウィンドーに複葉機のバルサ模型がたくさん飾ってありました。それを見てとても懐かしく思いました。
実は、私は学生の頃飛行機、それもレシプロ機が好きで、沢山模型を作って部屋に飾ってありました。結構投資したのですが、引越の際に全部壊してゴミに捨ててきました(悲しい)。私のことを良く知っている人でも、私が飛行機好きだって言うことを知っている人はあまりいなくて、家に遊びにきた人とかが驚いてました。
飛行機の模型って、皆さんが想像するのはプラモデルとか、ダイキャストモデルとかなのかもしれませんが。私はそっちの方には全然興味がありません。私の好きなのは、実際に「飛ばせる」模型です。
と言ってピンと来る人はなかなか模型に造詣が深い方です。「模型は飛ばねえだろ」とか「ラジコンのことですか?」とか思うかもしれませんね。私がハマっていたのはラジコンではありません。ラジコンは金がいくらあっても足りないくらいお金がかかります。だから、ラジコンは持ってませんでした。それじゃあ、どんな模型かって言うと、Uコンとフリーフライト機です。
「Uコン」と言ってご存知の方は、飛行機模型マニアもしくは、かつてUコン飛行機で遊んだことのある方です。Uコンとは模型飛行機につけたワイヤーを操って飛ばす飛行機の模型です。ラジコンとかが普及する前はみんなUコンで遊んだらしいです。実は、私もUコンに憧れて持ってはいたのですが、飛ばせる場所がなくて、ついに一度も飛ばさないままゴミになってしまいました。
それと、もう一つハマっていたのがゴム動力のフリーフライト機です。ゴムの力でプロペラをまわして飛ばす紙飛行機みたいなもんです。これがまた奥深い世界なんですよ。良く飛ぶフリーフライト機は1分位なら楽々飛ばせます。しかも、バルサ模型のフリーフライト機は、模型としても飾って楽しめる程本物の飛行機そっくりの作りです。機体の構造も羽の構造も、往年のレシプロ機そのものです。
学生の頃はパイパー・カブとか、チップマンクとか、コルセアとか、スピットファイアのフリーフライト機を作ってましたが、外で飛ばしたことは殆どありません。その頃ちょうど良い飛ばせる場所がなかったからです。今はもっと場所がないのですが、いつかまた作って飛ばしてみたいと思います。
バルサ模型の良いところは、壊れてもなおせることです。元が木でできているので、折れたところは接着するなり、添え木をするなりしてなおせます。それと、先程も書いた通り本物そっくりの骨組みで飛行機を組み立てられる面白さです。こればっかりはプラモデルやFRPのモデルでは再現できません。バルサで骨組みを作ってそれに紙を貼付けて作る模型は、骨組みができた段階でため息が出る程素敵です。しかも、その模型が実際に飛ぶのですからたまらない。
今まで飛行機の模型に全然興味がない方も、一度見てみて下さい。銀座松屋のショーウィンドーもしくは下記のURLを、きっと一台作ってみたくなるはずです(そうでもないか)。
http://www.guillow.com/modelkits.aspx
上記のGuillowsの模型キットはつい最近まで2,000円位で模型屋に売っていたのですが、最近見かけなくなってしまいました。もし誰か売っているところをご存知な方が居られましたら、教えて頂きたいです。
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