Passing through a town to a town. 個展への夢

今日は疲れました。新しい仕事ってなかなかなれないので疲れます。新卒で入社した時はそんなに疲れなかったんだけれど、やっぱり歳とったんですかね。会社ももう4社目だし、世間一般から見たらあんまりステキなキャリアステップではないかもしれませんが、私は今の会社で働けてることを誇りに思っております。だから、少々キツくても頑張ります。それがひいては自分の為ですから。

 

しょっぱなから仕事の話ですみません。あたしわりと働きもんなんですよ。前の会社でもだいたいいつも独りで会社のこって残務整理してましたから。見方によっては、仕事遅いんですかね。わりと納得いくまでやってしまう方ですから。それじゃあいつまでたってもエラくなれないね。エラい人は適当で能天気じゃないと勤まらんからね。

 

今日は、自分の写真のこと。

ブログを読んでくれてる方、ドサクサにまぎれていつも私の写真も一緒に見てもらってます。あたし、わりと自己顕示欲人並みよりもちょっと強い方ですから。私の写真をちらっとでも見て頂きたいのです。

 

私事で恐縮ですが、もうぼちぼち10年位写真を撮り続けてます。正確には途中で3年弱くらいブランクもありますが、それでも、もう5年以上は写真とべったりお付き合いさせてもらってます。

 

写真を撮るからには、誰かに私の写真を見て頂きたいと思っております。それで、写真を人に見て頂く時は、個展を行って、あるひとまとまりの写真作品を展示するのがスジなんですが、未だに個展を開催できておりません。

 

その理由って言うのが、あってないような理由なんですが、まとまった写真作品が無いのです。ストリートスナップはモノクロで2000本以上、デジカメでも沢山とってはおりますが、殆どプリントできていない。それだけじゃなく、ベタ焼きすら殆ど作ってない。だから、写真をまとめれないのです。こう言ってしまっては身もふたもないのですが、何となくまとめるのが面倒くさい。

 

写真をやっている方って、この面倒くさい作業を続けられるかが常に問われてるのだと思います。写真を続けられるかは、いかに面倒くさい作業を繰り返して、砂漠の中から砂金を見つけるかのようなプロセスと付き合って行けるかだと思います。

 

私は、撮影は好きなのですが、でき上がった写真を上手く管理できないのです。デジカメの時代になってその作業も随分楽になりました。楽になったので、こうしてブログにアップしたりできるのですが、ここまで手軽になったことと比例して写真が軽くなってしまっております。手軽なカメラで重い写真をとれて、面倒なカメラで軽い写真を撮れるようになるのがあたしの理想なんですが、なかなかそういう風にいきません。でも、そんな大それた理想なんて本当はどうでも良いのです。写真は軽くていい。軽い写真をいかに見てもらえるかに頭を使った方が良い。

 

話がそれてしまいました。それで、個展です。個展、やってみたいな、その為にはまず点数が少なくてもいいからポートフォリオ作んなきゃ。20枚くらいのポートフォリオできれば良いのですが、写真が軽くてまとめるのが難しい。

 

今私が個人的にとっているプロジェクトは、デジカメでのストリートスナップ、モノクロ35ミリの街のスナップ、パノラマのランドスケープ、シノゴでの日常スナップ、中判での下町のスチルライフですが、どれもとっても中途半端なのです。でも、中途半端なまま個展やっちゃった方が面白いかな。あんまり押付けがましいのも好きじゃないし。

 

どっか、良いギャラリーご存知の方は教えて下さい。お金貯めて個展やりますので。