長らくブログ更新をサボってしまいました。ごめんなさい。
書くことが無かったとか、面倒だったとか、いろんな言い訳あるのですが
いつも読んで頂いている方に申し訳ないことをしました。
実は、ブログで扱いたいことは結構沢山あるのですが、なんだかどういうふうに話を持って行くかわからないでいました。それと、新しい仕事始めたばっかりで、疲れちゃって、ブログまで気力が持たなかったです。あと、ブログの記事には一つくらい写真をつけたいと思っているのですが、その写真がなくて。
いや、古い写真はあるんですよ。でも、昨日の写真よりも明日の写真の方がおもしろいわけで、そんな前の写真今更ブログに掲載しても、退屈でしょうから。
それで、まあ書くことはあるんです。書くことは。書くべきこと、語らなくてはならないこと、語りたいこと、語らずには死ねないこと、沢山あります。だからブログを書いているのですから。
それで、今日は、最近聴いている音楽について。
ちょっと前まで、戦前のアコースティックのブルースとかラグタイムとかにどっぷり浸かろうと思っておりました。ブラインド・ブレイクのCD買ったり、ビッグ・ビル・ブルーンジー引っぱりだして聴いたり。この時代のブルースマンはみんな凄いテクニシャンですね。私は真似しようと思っても全然真似できない。難し過ぎてどんな風に弾いているのかもわからない。
私の大好きなマール・トラヴィスとかチェット・アトキンスの源流はこの戦前のラグタイムなんでしょうね。マール・トラヴィスもCDの中で、アイク・エバリーばっかりコピーしたって言ってたし。とにかく、この時代のブルースマンは何でも独りでできた。歌の伴奏も、リズムキープも、リードも、和音も、全部独りで対応できた。これができるヒトが結構たくさんいたらしくて、今日まで結構いろんな音源が残っている。
でも、やっぱり録音はあんまり良くないわね。仕方ないけれど。
そういうブルース聴いていると、結構一生懸命聴かないと音楽が身体に染み渡ってこないのよ。なんだかね、現代のエレキのサウンドの洗礼受けちゃうと、昔のアコギ一本で奏でられる音楽ってなんだか角が丸くて、身体に刺さってこない。自分の耳も柔らかくして近づいて行かなきゃ行けない。
だから、無職でぶらぶらしてた時は良いけど、働きだしたらそんな風に丁寧に音楽聴く余裕が無い。いや、正確には余裕はあるんだけれど、面倒くさい。それで、最近は何を聴いているかというと、戦後のブルース。
戦後のブルースって、結構複雑で、一方にはBB Kingとかバディー・ガイとかのエレキギターバリバリの所謂ブルース、アーバンブルースとかがあるんだけれど、いや、田舎のブルースでもゴリゴリ、バリバリの音源とかあるんだけれど、そこまで行くとちょっと聴いていると疲れちゃう。とは言いながらも、オーティスラッシュとか聴いているんだけれど、あんまりテンション高いのは身体が受け付けない。
じゃあ、どんなのが良いかって言うと、戦前のブルースの香りを残しつつ、エレキで弾いているブルースマンが好きです。例えば、モジョハンドの持ち主ライトニン・ホプキンスとか、ワンコードでひたすら押し通すジョン・リー・フッカーとかです。この辺の人たちはエレキの使い方が奥ゆかしくて良い。
ギターって言うのはエレキだろうがなんだろうがちゃんと弾けば良い音するのですよ。透明で澄んだ音も、ドロドロに濁った音も、ちゃんと弾けば出るんですよ。ただそういうことがはっきりわかるから、戦後派のエレキなブルースマンは良いですな。
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