Dog-Earの付いたSG juniorを復刻してくれたら買います。

私はギターが好きだって言うことは、以前も書きましたが、ちょっと偏愛的なところがあって。まあ、こんなところで私の話するのもナンなんですけれど、私ホローボディーのギターしか持ってないんです。学生の頃から、フルアコとセミアコとアコギしか持っていないんです。

 

そりゃ、私だって初めのギターはエレキギターで、ソリッドボディーでしたし、2台目の父親に買ってもらったフェンダージャパンのストラトを高校の頃ずっと使っていました。それらのギターは手放したわけじゃないんですけれど、今私の手元にはありません。ヒトに貸しています。だって、全然弾かないんだもん。

 

それで、手元にはフルアコとアコギと、セミアコしか無いんです。

ちょっと前にヒトに貸してしまったけれど、テレキャスも持っていました。自作したテレキャス。でもそれさえ軽量化する為に、ボディーの内部を中空にしてホローボディーにして使ってました。

 

それだけじゃないんです。私、豪華なギター苦手なんです。例えばレスポールカスタムとかES-355とか、カッコいいけれど、なんか自分の手元において愛でたいとか思わないんです。あんまり豪華絢爛だと、使うのに気を遣っちゃうから。何となく欲しいとか買いたいとか思わないんです。でも、全部が全部駄目ってワケじゃないけれど、一度は手元におきたいギターの中には高級ギターもいくつか含まれてます。

 

それで、じゃあ、どういうギターが好きかって。質素で地味で、ちょっとB級で個性的な音がするギターです。そういうギター好きなんですが、そういうギターだけじゃ弾いてて疲れるから、ギブソンとか国産のギターとかも持ってます。完成度高くて使いやすくて、且つ、個性がある良いギターって案外この世に沢山ありますから。特に、ベニヤ板でできたアーチドトップギター。これは間違いありません。間違いなく、個性的な鳴りがします。ジャック・ホワイト(ジャック・ブラックじゃないですよ)が使っているKayのK6533 Value Leaderとか、欲しいな。私も一台Kayは持っているんですが、ネックがひん曲がってて直すのにお金かかりそうだからそのままにして使ってません。誰か直して使ってくれるヒトがいたら貸し出します。Kayはジャックホワイトのおかげで近頃高くなっちゃって、困ってます。

 

それで、そんな私が復刻して欲しいギターが一台あります。今までリイシューモデルとか出てたのかもしれないけれど、中古市場では出回ってないのです。だからヴィンテージしか見当たらなくて、またこのヴィンテージが結構良い値段するのです。もともと質素なモデルなのに。

 

そのギターこそ、ギブソンのSGジュニアです。ただのSGジュニアじゃありません。P−90のドッグイヤーの付いたSG Juniorです。あのピックガードの形がステキなやつです。レスポールジュニアのp−90もカッコいいけれど、SGの方がもっとストイックにエレキギターしていて好きなのです。SGジュニア、ヒスコレとかじゃなく、レギュラーラインで出て欲しい一台です。

 

あのギターはソリッドで、シンプルで、ギター原理主義者の私としては大好きな類いのギターです。テレキャスター(エスクワイヤー)みたいな潔さ。あのギターを手に入れたら、専らカッティングに使いたい。もう、ギターソロとかそういうものを弾こうとか、そういう気持ちは捨て去って、マルコムヤングの如くバッキングに徹したい。俺のバッキングは、いつもこのP−90から鳴っているのだと思うと、なんてロックンロールはステキになりうるだろう。

 

ちょっと、マニアックなことに言及してしまいましたので、今夜はこの辺で。

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コメント: 1
  • #1

    精力剤 (火曜日, 12 5月 2015 23:09)

    「大丈夫、すぐ終わるから、怖かったら目ぇ閉じてろ」