映画を見た。せつなかった

憂鬱だ。

 

失恋。とか、記憶喪失とかで、もう心がくたくたに、ボロボロになってしまった。

 

週末に映画を見た。ウディ・アレンの人生万歳だったかしら、そんな映画を見た。ハッピーエンディングのはずが、とてもせつなく悲しい物語だった。それは、私の失恋を予感させていたのかもしれないけれど、世の中って川端康成の小説みたいにそういう風にモノゴトが関連づけられているのか。

今朝6時頃、二日酔いでフラフラになりながら寝床からお手洗いにたった。嫁さんの寝顔を見て、なんてかわいいんだと想った。こんな風に感じたのは本当に久しぶりだった。と、書くと嫁さんにわるいか。いつもかわいいよ。

 

それでも、あの映画が僕の心に落とした影は拭いきれないまま朝を迎えた。

 

失恋した次の日の朝って言うのは、なんでこんなに天気がいいのだろう。やっぱり川端康成的な結びつきがあるのかもしれない。

 

また、あたらしい恋を探さなくてはな。