ガールフレンドが妊娠した。子どもは俺の子じゃない

と、こんなこと書くと、多方面から色々いわれるかもしれませんが、本当のことを書くと、大した話じゃありません。

 

前の仕事の先輩でよく一緒に飲みにいく女の子がいるのですが、その娘が子どもを身ごもったらしいのです。まあ、彼女は既婚者なのでどちらかというと喜ばしいニュースなのですが。これが、マイケルジャクソンの、ビリージーンのようなドラマチックな話だったらもう少し話題性もあるのですが、あたしの周りにはこんなニュースくらいしか無いのです。

 

とは言ったものの、身の回りで妊娠してる女の子って今まであんまりいなかったので、どんなもんなのか結構気になります。彼女はもともとあんまり付き合いの良い方じゃないのですが、妊娠してしばらくはそれにさらに磨きがかかって、連絡も2ヶ月程途切れておりました。

 

そんな彼女に2ヶ月ぶりに連絡したら、2通程メールが返ってきました。

どうやら、バッサリ切られたわけでは無かったようです。彼女といると女の子っていうのはなにを考えてるのかちっともわからないと思うのですが、きゅうに2ヶ月も連絡が途絶えて、久しぶりに連絡が来たかと思うと「あとひと月くらいしたら、きっとまた会えるくらい体調も回復するかもしれないので、一ヶ月後くらいに連絡くれ」とのメールの返事がありました。

 

どうやら、妊娠っていうのは結構体調管理とか、難しくなるみたいで、気分の浮き沈みも激しくなるみたいです。僕は女じゃないからよくわからないけど、やっぱり子ども出来るって人生の一大事だから大変よね。僕も嫁さんが妊娠したらそういうこと気をつけようと思います。

 

それで、今日はなにを書こうかと思ったかというと、体調管理の難しさです。

 

私は持病があって、2週間に一回医者に通っているのですが、医者に行って医者を前にすると、自分にはなんの問題も無いような気がするのです。2週間を振り返って、自分はなんの問題も無かった、どちらかというと元気だった。健康な人より健康だった。薬も忘れずに飲んだ。そう報告したくなるのです。

 

けれども、実際の毎日の生活の中では、気分がひどく落ち込んだり、ひどく疲れたり、薬を飲み忘れたりするのです。まあ、以前みたいに死にたくなったりはしませんが。それで、あさ辛くなって座り込んだりしているのですが、医者に行くとそういうことを全て忘れて、なんだか健康で幸せな人生をおくっているような気がするのです。

 

今日医者に行ってそのことをボーッと考えながら、「病は気から」ということばを思いだしておりました。それは、病気は気持ちの持ちようで発症するという意味ではなくて、病気になるとまず気分が落ち込んだり不安定になる、という意味で「病は気から」なんだな、とふと思ったのです。

 

僕の茶飲み友達の彼女が妊娠して急に2ヶ月も連絡がとれなくなったのも、そういう体調の変化による心境の変化からだったのかもしれません。まあ、とりあえずそういうことだったのではないかと思って、自分を納得させるようにします。僕の周りは全然女っけなくて、数少ない女の子の友達に捨てられそうになったと思うとショックですから。