ギターはもっとファッショナブルな存在で良いと思う。

ギターを13歳のときに手にしてから、色々なギターを弾いてきたが、手元に残っているギターはどれも装飾の控えめなギターばかりだ。これは私の個人的な好みもあるのですが、ジミだからって好きって言うわけではないけれども、地味なギターは大抵好きだ。所有しているエレキギターの大半は1ピックアップそれもシングルコイルのものばかりだし、まだ持っていないギターでもレスポールジュニア、グレッチの59年製の6119とか、ES225が好きだ。

 

アコースティックギターでもやっぱり地味なギターは好きで、D-45とかにはあんまり興味がない。

ポジションマークやインレイはできれば、地味な方が良い、ギブソンのギターなんかは結構インレイも凝っているけれども、私の好みはどっとポジションで、指板にバインディングが無いギター。

レスポールは一台も持っていないのだけれど、その理由も、地味でシンプルなギターが好みだからかもしれない。シンプルなギターこそ色々な表現の可能性を秘めているし、いろんな弾き方、いじり方で自分の好みの音色、ルックスを追求できると思う。

しかしながら、ギターを何台も持っていると、気づいたら同じようなギターが手元にいくつもあったりする状態になる。

 

一時期60年代初頭のグレッチを何本も持っていて、気づいたらどれも全然弾いていなかったから、友達にあげたり、貸し出したりして随分処分した。けれども、やっぱり気がついたら同じようなGretschのギターが欲しくなってしまう。それで、結局まともに使っているギターは一台も無かったりする。

 

これではいけない、そう思って、これからは「弾く」ギターしか手元に置かないことにした(あたりまえか)。私はギターコレクターではない。ギターは専ら演奏するためにあるのだと考えている。それで、エレキなら、使わなそうなやつは欲しくても買わないことにした。エレキはギターの種類によってどんな音楽をやるのか大体決まってくるので、使えるか使わないかは比較的はっきりするのだが、アコースティック、は困ったことに、ハッキリと分別できない。

 

私は殆どエレアコには興味が無いんだけれど、アコースティックギターは、手元にあればどんなギターでも良いギターがあれば使う(ような)きがする。エレキと違って、このギターは弾かないとはっきりわけられるような世界ではない。アコースティックギターは複雑なのである。なので今晩はアコースティックギターについては語らないでおく。

 

シンプルなエレキギターの代表格としてエスクワイヤがあるけれど、私の手元にも、自分の好みに全てあわせてフランケンシュタインで作ったエスクワイヤが一台ある。70年代のテレキャスターを一台持っているのだけれど、そのテレキャスの仕様に限りなく近づけて、ピックアップのみ1つに絞ったギターである。世の中にこれほどシンプルなエレキギターはないと言える程シンプルである。

 

メープルワンピースネック、ブロンドフィニッシュ、ブラック1プライガード、と見た目も極シンプルで、まさに私の好みの一台に仕上がった。満足、満足と思っていたのだけれど、何となく、テレキャスターとキャラがかぶって不憫だった。完成度とキャリアからいうとテレキャスの方に軍杯があがる。程よくやられた外観と、ずっしり重いボディーも相まってエスクワイヤよりもテレキャスの存在感強い。

 

そこで、伊東屋でレース柄のテープを購入し、エスクワイヤをゴスロリ調にデコレーションしてみた。これで、ぐっとキャラが立った。

 

シンプルなギターは、シンプルなデコレーションでグッとキャラが立つので良い。