何かを極めるというけれど、どの程度までを目指すか

今日は、親子三人で東京タワーへ行ってきた。

東京タワー、登るのは初めてである。もしかしたらいったのみ初めてかもしれない。とにかく、時代はスカイツリーなのだから、電波飛ばしてるのはスカイツリーなんだから、東京タワーには用事っていうものがない。

まあ、電波飛ばしていた時分も何も用事はなかった。現実に電波飛ばしているスカイツリーにも何の用事もない。これが電波代の集金とかをスカイツリーやら東京タワーでやっているのならまあ、行く用事もあるんだが、電波代は別の人が取りに来る。

だから用事ない。

しかし今日は用事あった。まゆたまのライブである。まゆちゃんとたまちゃんのライブである。

いかねばならん。

 

とりあえず、日比谷線に乗り神谷町まで行ってみる。神谷町など一度も降りたことがない。何やる街かも知らない。何かハイソで、安い食べ物屋さんがなさそうな神谷町。六本木の一つ隣の神谷町、坂ばっかりの神谷町に降り立って歩いてみた。

東京タワーまで徒歩7分。

この7分は結構辛い、坂ばかりの7分、平坦なところなどほとんどない7分である。そこを娘のベビーカーを妻と替りながら押して東京タワー。

東京タワーも坂だらけのところに立っている。こんな傾いた地盤にタワー立てて大丈夫なのか?と余計な心配をしながら7分である。ついたらタワー傾いてるんじゃないか、昭和30年からの50年以上の重みで傾いているんではないかと思う7分間を過ぎた頃に見えてきた東京タワー。

 

大きすぎて見えない!

駐車場がめちゃくちゃ傾いていて、やっぱり傾いている地盤にそびえ立つ東京タワー。

 

とにかく、水族館を見て、娘とアロワナの大きさに驚いたり、フグの小さいのが可愛かったりして水族館はクリアして、あー東京タワー。きたー東京タワー。ナナー色の虹が〜、ラービューラービュー涙の東京タワー

 

フードコートで腹を満たして、さてと展望台上がりますか。という東京タワー。

展望台にはところどころ床がガラス張りになっていて、下が透けて見える。はっきり言って怖い。怖いから別にああいうのは作らないでいいから、別室にああいうの作ればそれでいいから、などと考えているのだが、周りの観光客(外国人)はみんなはしゃいじゃってそのガラスの上に飛び乗ったり、何度もジャンプしたり。その度に展望室にドンドンと足音がこだまする。

 

あのね、外人さん、ここね、50年前に建てられたのだよ、

その乗ってるガラスも50年前のガラスだよ、。ガラスはともかく、そのガラス押さえている窓枠も50年前の代物だよ。50年前はまだ東西冷戦の最中。日本人みんな貧乏。六本木には進駐軍の連中しかいなかったんだよ。ギブミーチョコレート、ギブミーガムの50年前のガラスだよ。信用できないよ。今の中国なんかより50倍信用できない脆さのガラスだよ、

 

なんて思いながらまゆたまのステージを堪能。

 

何もあんな高いところで音楽せんでも。高いの苦手なのよね。

などと考えながらまゆたまのライブを聴いた。

娘はアロワナの大きさにビビったせいかステージ中ずっと寝ていて終わったら起きた。

尺が余ったからって、その場で即興で歌を作って歌っていた。東京タワーの歌。あれはそのうち唱歌としてあのハンドブックに乗るだろうね。

私はガキの頃から楽譜が読めないもんで、あのハンドブック楽譜ついている必要なかったのだが、今はギターで伴奏できるから、助かるね。

東京タワーの歌もよかったな。

最後のナイトアンドデイはやっぱりポップでキャッチーで大好き。

まゆこさんも珠ちゃんもお疲れの様子でしたが、二人とは思えない迫力のあるステージでよかったです。いい日曜日になったな。